リスニングの基本
精聴と多聴の違いや理想的なリスニング学習方法について。
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  言語の基本は聞くこと。英語は『リスニング』を優先に勉強していこう。
  長時間の聞き流しよりも短時間の集中したリスニングの方が効果が高い。
  まずはテキストなど文字情報を確認しないで耳だけによる聞き取りをすること。
「聞くこと」は英語学習の基本
言語には大きく分けて『読む・書く・聞く・話す』といった四技能がありますが、 英語に限らず第二言語を学ぶときに最優先すべきものが『聞く』こと、すなわち『リスニング』です。
英語を『聞く』前から『話す』ことができる人間はいませんよね。 母国語も同様です。 赤ちゃんも、まずはじめに親やまわりの大人達が話していることを『音声』として聞き取り、 しばらくしてから初めて『話す』ことができたり『書く』ことができるようになるわけです。


聞くこと=リスニングよりも『英文法』を覚えることを優先したほうが良いと主張する人もいますが、僕は反対です。 絶対に…というわけではありませんが、個人的には文法・単語といった『文字情報』から学ぶよりも、 英語の音を聞くことから始めることをお奨めします。とくに初心者の方は。
英語にしろ日本語にしろ、赤ちゃんが言語を覚えていくときを想像してみてください。 彼らは文字を読むこともできないし、もちろん書いたりすることもできない。赤ちゃんは周囲の大人達が話すことを『聞く』ことしかできないわけです。
精聴と多聴
よく『リスニングは練習量に比例する』と表現されますが、それはある程度英語の勉強を続けてきた中・上級者にいえることであって、 中学生レベルの英語からスタートする初心者の場合は、長時間にわたって大量の英語を聞き取る『多聴』よりも、 数十分程度の集中した『精聴』の方が効果が高いと言われています。
聞き流しの効果というのも極めて限定的です。 運転をしているときや、読書をしているときなど、他のことに気をとられていて注意力が損なわれている時は、日本語で言われた事さえ、頭に入ってこないことがあります。 英語の聞き流しは、スキマ時間を活用して『少しでも耳を英語の音に慣らさせておきない』とか、その程度に考えたほうがいい。


精聴】短時間でいいから耳を英語を聞き取ることに集中させるリスニング方法。
多聴】ともかくたくさんの英語を聞き取ること。長時間にわたる聞き流しなど。


英語を聞き取ることができない人、TOEIC500点にも満たない人は『精聴』中心のリスニングを、 逆にある程度の英語力がある人、基礎ができている人であれば、少しずつ『精聴』から『多聴』のリスニングにシフトさせていっても良いでしょう。
当然のことながら、英語教材にも精聴に特化したものと多聴に特化したものがあります。 リスニング関連の英会話教材を購入するときは、自分の英語力と相談したうえで慎重に検討してください。
ステップアップ方式の聞き取り
前述したとおり、英語は『聞く』ことから始めるべきであって、テキスト=文字情報から学んでいくことは言語学的にも誤った方法です。
英会話フレーズ集や英会話教材のCDには、多くの場合、CDに収録された音声を書き起こしたテキストが付属しています。 この『テキスト』を始めに確認したうえで、それからCDでリスニングを始める人がいますが、これが良くないのです。 こういった文字情報はいったん忘れる必要があります。


まずは何も見ないでCDを聞き取る
テキストなど文字情報には一切頼らず、耳のみで英語の音を聞き取ることに集中します。
つまりこれは、文字を見ても理解できない『赤ちゃん』の状態に自分を近づける行為です。 赤ちゃんは音声を『聞く』ことでしか言語を覚えることができません。 理想的なのはその音声に対応する画像や映像が確認できることです。
英文テキストを確認する
耳だけによる聞き取りを何度も繰り返していくうちに、次第に理解が深まっていきますが、ある時点で限界が来ます。 というのも、CDに収録されているすべての語彙を知っているわけではないし、発音が自分の想像と違っていたということもあるからです。
耳だけによる聞き取りをこれ以上続けても理解は深まらない…と、限界まできたら、ここで始めて付属の英文テキスト=文字情報を確認してください。
日本語で意味を確認する
音声の内容と英文テキストの文字情報が一致したら、次に日本語訳で意味を確認します。 英会話教材『イングリッシュアドベンチャー』などのように、テキスト自体が面白い内容のものだと、 リスニングすることを放棄して最初から日本語訳テキストを見てしまう人がいますが、それは愚の骨頂です。
再び耳だけによる聞き取り
テキストを確認したら、もう一度『耳だけによる聞き取り』を行いましょう。 最初のときと違って、今回は意味が理解できているから、はるかに音声を聞き取りやすくなっていることに驚くはずです。
リスニングの精度をあげていこう
最終的には、CDの音声を一字一句正確に聞き取れるようなトレーニングを行っていきます。 音声が流れた後に、自分も音声に真似て声に出す『シャドーイング』や、流れてきた音声をペンを使って書き起こしてみる『ディクテーション』をしてください。 本物のリスニング力は、英語の音声を正確に自分の体を使って『再現』できることに他ならないのです。
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